![]() チロシンキナーゼ型受容体kitによって媒介される増殖性疾患のイマチニブによる処置を最適化する方法
专利摘要:
本発明は、ヒト患者集団において、チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される増殖性疾患、特にGISTを処置する方法に関する。 公开号:JP2011510086A 申请号:JP2010544393 申请日:2009-01-21 公开日:2011-03-31 发明作者:ウェラ,エリザベス;ワン,ヤンフェン 申请人:ノバルティス アーゲー; IPC主号:A61K31-506
专利说明:
[0001] 本発明は、ヒト患者集団において、チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される増殖性疾患、特に消化管間質腫瘍(GIST)を処置する方法に関する。] 背景技術 [0002] GISTは、主に消化管に起こる稀有な内臓性肉腫である。GISTは、GI肉腫の最も一般的なサブタイプであるが、平滑筋肉腫、脂肪肉腫、およびその他のより稀な組織学的サブタイプもGI肉腫に含まれる。GISTは、全悪性腫瘍の約3%にあたると報告されている。GISTは、胃で起こるのが最も一般的であり(60〜70%)、次いで小腸に起こる(20〜30%)。] [0003] GISTの分子的および免疫組織化学的な分析の最近の進歩により、GIST細胞は、がん原遺伝子c−KITのタンパク質で幹細胞因子の受容体である、膜貫通チロシンキナーゼ型受容体KITの細胞外ドメインに局在する細胞表面抗原のCD117が陽性であることが確認されている。そのリガンドである幹細胞因子と結合すると、KITは、自己リン酸化している二量体を形成し、細胞増殖に至るシグナル伝達カスケードを活性化する。KITの活性化型、特にそのリガンドと無関係に活性化する型に至る変異は既知であり、肥満細胞症、特に全身性肥満細胞症のような肥満細胞疾患や、急性骨髄性白血病、GIST、副鼻腔(sinonasal)NK/T細胞リンパ腫、精上皮腫、ならびに未分化胚細胞腫などの、ある種の増殖性疾患においてある役割をする、と考えられている。実質的に全ての悪性GISTは、この疾患の推進因子として、c−KITの変異を内包し、その結果、細胞分裂と腫瘍増殖に対するシグナル伝達経路と関連するKITの恒常的な活性化をもたらす、との仮説が立てられている。KITの過剰発現は、免疫組織化学により判断され、これは標準的な診断で行われる。] 発明が解決しようとする課題 [0004] 本発明は、チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される増殖性疾患に罹患しているヒト患者において、忍容性の問題、有効性の欠如、および再発の危険性を最小限に抑える、または回避する方法に関する。本発明は、チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される増殖性疾患の処置は、このような増殖性疾患に罹患している患者に、KIT阻害剤、または医薬的に許容可能なその塩を投与することを含むものであって、この処置は、各患者一人一人において、KIT阻害剤が特定の最小血漿トラフ濃度(minimum plasma trough level)(Cmin)に達するように、個々の患者に適用されるKIT阻害剤または医薬的に許容可能なその塩の用量を調節することによって最適化することができる、という知見に基づくものである。KIT阻害剤を各患者に投与した後のCmin値が患者間で変動性が大きいこと(high patient intervariability)から見て、各患者への個々の調節は、しばしば必要となることが見出された。] 課題を解決するための手段 [0005] 本明細書中で使用される「チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される増殖性疾患」という用語は、肥満細胞白血病および全身性肥満細胞症などの肥満細胞疾患、急性骨髄性白血病(AML)、GIST、精上皮腫、未分化胚細胞腫、ならびに転移性黒色腫を含むべきである。「チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される増殖性疾患」とういう用語は、とりわけ増殖性疾患の全身性肥満細胞症、特に侵潤性の全身性肥満細胞症およびGISTを意味し、より具体的にはGISTを意味する。] [0006] 本明細書中で使用される「KIT阻害剤」という用語は、チロシンキナーゼ型受容体KIT、より具体的には、野生型KITおよび以下に規定するある種のKIT変異の活性を阻害する有機低分子または抗体などの治療的に活性な化合物を意味する。KIT阻害剤は、好ましくは活性化変異を内包するKITを阻害するのが好ましい。] [0007] 一実施形態では、本発明で使用されるKIT阻害剤は、式(I)の構造: を有するイマチニブ(以後、「化合物(I)」)、または医薬的に許容可能なその塩である。イマチニブは、野生型KITおよびある種のKITの変異を選択的に阻害するチロシンキナーゼ阻害剤である。N−{5−[4−(4−メチル−ピペラジノ−メチル)−ベンゾイルアミド]−2−メチルフェニル}−4−(3−ピリジル)−2−ピリミジン−アミンのメシル酸塩(メシル酸イマチニブ(Imatinib mesylate)、STI571、グリベック(Glivec)(登録商標))は、CD117に陽性を示す切除不能および/または転移性の悪性GISTの成人患者を処置するために、2002年2月にFDAにより承認されている。] [0008] 別の実施形態では、本発明で使用されるKIT阻害剤は、ニロチニブまたは医薬的に許容可能なその塩である。ニロチニブは、KITを選択的に阻害するチロシンキナーゼ阻害剤である。グリベック(Glivec)(登録商標)による処置を含めた既存の治療法に対して、抵抗性や不忍容性を示す患者のCMLの処置目的に、構造(II): を有する4−メチル−3−[[4−(3−ピリジニル)−2−ピリミジニル]アミノ]−N−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−フェニル]ベンズアミドの一塩酸塩一水和物(monohydrochloride monohydrate salt)(ニロチニブ一塩酸塩一水和物(Nilotinib monohydrochloride monohydrate)、タシグナ(Tasigna)(登録商標))(以下「化合物(II)」)が、2007年FDAにより承認された。式(II)の化合物、およびその製造法は、米国特許第7,169,791号に開示されており、これは参照により本出願に組み込まれている。] [0009] 本明細書中で言及されるKITの活性化型に至る変異としては、D816F、D816H、D816N、D816Y、D816V、K642E、Y823D、Del 550−558、Del 557−561、N822K、V654A、N822H、Del 550−558+V654A、Del 557−561+V654A、Ins503AY、V560G、558NP、Del 557−558、Del VV559−560、F522C、Del 579、R634W、K642E、T801I、C809G、D820Y、N822K、N822H、Y823D、Y823C、およびT670Iが挙げられるが、これらに限定されない。] [0010] 本発明は、全奏効(OR)率(overall response rate)の増加、および無増悪期間(time to progression)(TTP)の増加と相互関連があることが示されたCmin閾値の低下に基づいて、チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される増殖性疾患に罹患している患者一人一人に、個別の処置スケジュールを初めて提供する。] [0011] 本明細書中で使用される「チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される疾患」という用語は、KITが、変異もしくは他の分子メカニズムにより活性化されるか、または過剰発現を受ける疾患、特に、GISTおよび全身性肥満細胞症、より好ましくはGISTまでを意味する。] [0012] 特に、イマチニブ濃度が約2050ng/mL未満、より具体的にはイマチニブ濃度が約1100ng/mL未満のGIST罹患患者は、その閾値より高い患者よりもOR率は低く、TTPは短くなることが見出された。] [0013] 上記のように、GISTは、チロシンキナーゼ型受容体KITにより媒介される疾患のグループに属する。本明細書中に記載したGIST患者集団について得られた結果は、チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される疾患の全グループにそのまま当てることができる。] [0014] 本明細書中で使用される「処置の方法(method of treatment)」という用語は、また、本明細書中に記載の疾患の予防の方法、すなわち本明細書中に記載した疾患の発症を予防するために、健常な患者にKIT阻害剤を含む医薬組成物を予防的に投与することにも関する。] [0015] 本明細書中で使用される「用量の調節」および「...の用量を調節する」という用語は、好ましくは、言及される用量を増加する、または低減する、ということである。本発明のより広い意味においては、「用量の調節」および「...の用量を調節する」という用語は、用量が変化しないままの状況も包含する。] [0016] したがって、一態様では、本発明は、ヒト患者において、チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される増殖性疾患を処置する方法に関し、この方法は、 (a)所定固定量のイマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩を、例えば、1日あたりの経口用量400mgまたは600mgのイマチニブのモノメシル酸塩を、このような疾患に罹患しているヒト患者に投与する工程、 (b)前記患者から少なくとも1つの血液サンプルを、例えば処置開始から12カ月以内に、例えば開始から30日以内に採取する工程、 (c)イマチニブのCminを決定する工程、および、 (d)前記患者において、イマチニブのCminが、少なくとも1100ng/mL、好ましくは、Cminが、1100〜約2500ng/mLに達するように、イマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩の用量を調節する工程、 を含む方法に関する。] [0017] より広い意味においては、本発明は、ヒト患者において、チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される増殖性疾患を処置する方法であって、前記患者においてイマチニブのCminが、少なくとも1100ng/mL、特に約1100〜約2500ng/mL、好ましくはCminが2050〜約2500ng/mLに維持されるよう、イマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩の用量を調節する方法を提供する。] [0018] より具体的には、本発明は、ヒト患者において、GISTを処置する方法に関し、この方法は、 (a)所定固定量のイマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩を、それを必要としているGISTヒト患者に投与する工程、 (b)前記患者から少なくとも1つの血液サンプルを、例えば処置開始から12カ月以内に、特に開始から3カ月以内に、さらに特には開始から30日以内に採取する工程、 (c)イマチニブの血漿トラフ濃度(Cmin)を決定する工程、および、 (d)前記患者において、イマチニブのCminが、少なくとも1100ng/mL、特に約1100〜約2500ng/mL、好ましくはCminが2050〜約2500ng/mLに達するように、イマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩の用量を調節する工程、 を含む方法に関する。] [0019] 本発明の一実施形態では、工程(a)において本明細書中で言及される所定固定量とは、治療上有効な量を指す。] [0020] 本発明を通じて、工程(a)において使用されるイマチニブのモノメシル酸塩(monomesylate)は、例えば、1日あたりの経口用量が約200〜約800mg、好ましくは1日あたりの用量が約400mgまたは600mgであるのが好ましい。] [0021] 本発明の別の重要な態様は、GISTの処置用の薬剤を製造するための、イマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩、特にメシル酸イマチニブの使用であり、前記患者においてイマチニブのCminが、少なくとも1100ng/mL、特に約1100〜約2500ng/mL、好ましくはCminが2050〜約2500ng/mLに維持されるよう、医薬的に許容可能な塩の用量を調節する使用である。] [0022] 本発明は、特に、エクソン11のKIT変異を内包するGISTの患者に有益である。後者の亜集団では、Cminが1100ng/mLを上回る患者のOORが100%であるのに対し、1100ng/mLを下回る患者のOORは67%であった。] [0023] 式Iの化合物は、具体的には米国特許出願第5,521,184号、特に実施例21に開示されており、その主題は参照により本出願に組み込まれている。イマチニブは、国際公開第03/066613号に開示されている方法に準拠して調製することもできる。] [0024] 本発明の目的のために、イマチニブは、好ましくはそのモノメシル酸塩(mono-mesylate salt)の形態で適用される。モノメシル酸イマチニブ(Imatinib mono-mesylate)は、また、米国特許第6,894,051号に開示されている方法に準拠して調製することもでき、その主題は参照により本出願に組み込まれている。対応する多形体、例えば結晶変態も同様に含まれ、該特許に開示されている。] [0025] 上記の方法の工程(a)において、特に、1日あたり約200〜約800mg、例えば、400mgの用量のイマチニブのモノメシル酸塩が経口投与される。モノメシル酸イマチニブは米国特許第5,521,184号、米国特許6,894,051号、米国特許公開第2005-0267125号、または国際公開第2006/121941号に記載されているような剤形で投与することができる。] [0026] 本明細書に記載の方法で必要とされる患者からの血液サンプルの採取は、当該分野の標準的手順により行うことができる。イマチニブおよびN−{5−[4−(ピペラジノ−メチル)−ベンゾイルアミド]−2−メチルフェニル}−4−(3−ピリジル)−2−ピリミジン−アミンの血漿トラフ濃度Cminを決定するための適切な手順は、R. Bakhtiar R et al. J Chromatogr B Analyt Technol Biomed Life Sci. 2002 Mar 5;768 (2):325-40に記載されている。] 図面の簡単な説明 [0027] 実施例1に記載した試験のイマチニブのトラフ濃度分布(trough distribution)を示す図である(400mgと600mgのデータを併記)。] [0028] [実施例1:切除不能/転移性消化管間質腫瘍(GIST)患者における、イマチニブの薬物動態(PK)、およびその臨床応答との相関関係] 目的:無作為化第2相臨床試験(B2222)において、切除不能/転移性GIST患者147人を1:1に無作為に分け、400mg/日と600mg/日のイマチニブ(IM)を投与した。患者の52%が、初期用量レベルに関わらず、>5年生存している。イマチニブ(IM)の薬物動態(PK)、およびIM濃度と臨床応答との間の関係について報告する。] [0029] 方法:IMの血漿濃度は、患者(n=73)の小集団で解析し、該患者らの1日目および定常状態時(29日目)のPKデータを取得した(400mg/日、600mg/日に対し、それぞれn=34、39)。IMのPKに対する患者統計、および血液化学パラメータの効果は、母集団PK法(population PK approach)を用いて評価した。IMの血漿曝露と臨床結果との間の関係は、IMトラフ濃度(Cmin)によって、患者を四分位数に区分して検討した。評価した臨床結果パラメータには、全客観的奏効(overall objective response)(OOR=CR+PR+SD)、無増悪期間(TTP)、およびKIT変異が含まれる。] [0030] 結果:母集団PK解析より、患者の年齢、性別、およびBWは、イマチニブのクリアランスにほとんど影響しない一方、ベースラインにおける血漿アルブミンおよびWBC数は、有意な共変量として確認された。ベースラインにおいて、アルブミン濃度が高い、またはWBC数が低い患者は、IMに対して、より高いクリアランスを有するように見えた。臨床結果は、IMのトラフ濃度曝露と相関しているようであった。OORは、Q1(Cmin<1110ng/mL)では、患者18人中12人(67%)であったのに対して、Q2〜Q3(≧1110〜<2040ng/mL)、Q4(≧2040ng/mL)では、それぞれ36人中29人(81%)、19人中16人(84%)であった(p=0.177 Q1対Q2〜Q4について)。TTPの中央値は、Q1の患者では11.3カ月、Q2〜Q4の患者では30カ月を超えた(p=0.0029)。エクソン11のKIT変異の患者(n=39)では、OORは、Q2〜Q4で100%であるのに対し、Q1では67%であった(p=0.009)。エクソン9のKIT変異は、Cminデータに関して、わずか12人の患者に見られたに過ぎず、この小集団においては、相関性に関してどのような解析をするにも限界があった。IMの血漿AUC、ピーク濃度、およびCminは非常に相関性があり、IMのCminは、応答と非常に良い相関関係を有している。] 実施例 [0031] 結論:IMは優れた経口吸収性があるが、IM曝露における患者間変動性が大きいことを示した。IMトラフ濃度が最も低かった(<1100ng/mL)患者は、最低のOORおよび最短のTTPを示す。]
权利要求:
請求項1 ヒト患者においてチロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される増殖性疾患を処置する方法であって、(a)所定固定量のイマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩を、このような疾患に罹患しているヒト患者に投与する工程、(b)前記患者から少なくとも1つの血液サンプルを、処置開始から12カ月以内に、例えば、開始から30日以内に採取する工程、(c)イマチニブの血漿トラフ濃度(Cmin)を決定する工程、および、(d)前記患者において、イマチニブのCminが、少なくとも約1100ng/mLに達するように、イマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩の用量を調節する工程、を含む、前記方法。 請求項2 前記患者において、イマチニブのCminが、約1100〜約2500ng/mLに達するように、イマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩の用量を調節する、請求項1に記載の方法。 請求項3 ヒト患者においてGISTを処置する方法であって、(a)所定固定量のイマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩を、それを必要としているGISTヒト患者に投与する工程、(b)前記患者から少なくとも1つの血液サンプルを、処置開始から12カ月以内に採取する工程、(c)イマチニブの血漿トラフ濃度(Cmin)を決定する工程、および、(d)前記患者において、イマチニブのCminが、少なくとも約1100ng/mLに達するように、イマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩の用量を調節する工程、を含む、前記方法。 請求項4 前記患者において、イマチニブのCminが、約1100〜約2500ng/mLに達するように、イマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩の用量を調節する、請求項3に記載の方法。 請求項5 メシル酸イマチニブを投与する、請求項3または4に記載の方法。 請求項6 工程(a)において、1日あたり用量約200〜約800mgのイマチニブのモノメシル酸塩を経口投与する、請求項3に記載の方法。 請求項7 工程(a)において、1日あたり用量約400mgのイマチニブのモノメシル酸塩を経口投与する、請求項3に記載の方法。 請求項8 少なくとも1つの血液サンプルを、処置開始から3カ月以内に採取する、請求項3〜7のいずれか1項に記載の方法。 請求項9 少なくとも1つの血液サンプルを、処置開始から30日以内に採取する、請求項3〜7のいずれか1項に記載の方法。 請求項10 処置されるGIST患者において、エクソン11のKIT変異が観察される、請求項3〜9のいずれか1項に記載の方法。 請求項11 チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される増殖性疾患を処置する薬剤を製造するための、イマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩の使用であって、(a)所定固定量のイマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩を、このような疾患に罹患しているヒト患者に投与し、(b)前記患者から少なくとも1つの血液サンプルを、処置開始から12カ月以内に採取し、(c)イマチニブの血漿トラフ濃度(Cmin)を決定し、そして、(d)前記患者において、イマチニブのCminが、少なくとも約1100ng/mLに達するように、イマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩の用量を調節する、使用。 請求項12 チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される前記増殖性疾患がGISTである、請求項11に記載の使用。 請求項13 チロシンキナーゼ型受容体KITによって媒介される増殖性疾患を処置する薬剤を製造するための、イマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩の使用であって、処置される患者において、イマチニブのCminが、少なくとも1100ng/mLに維持されるように、イマチニブまたは医薬的に許容可能なその塩の用量を調節する使用。 請求項14 前記患者が、エクソン11のKIT変異のGIST患者である、請求項13に記載の使用。
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引用文献:
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